動脈硬化の原因を除くには
ldlコレステロールは細胞に細胞膜の材料を届ける大事な役目を持っていますが、量が増えすぎてhdlコレステロールとのバランスが崩れると動脈硬化の原因となります。ldlコレステロールを減らしてバランスを整えるにはオメガ3系脂肪酸が有効です。
血管の詰まりを防止
付着するコレステロール
コレステロールには、ldlコレステロールとhdlコレステロールの2種類があります。このうちldlコレステロールには、血管壁に付着しやすいという性質があります。排水管に油を流し続けると、油汚れがどんどんこびりついて、排水管は狭まり、水が流れにくくなります。それと同じで、ldlコレステロールが付着し続けることで血管では、血液が流れにくくなります。ldlコレステロールの増加が止まらなければ、やがて血管は詰まったような状態になります。すると血液が流れていかなくなり、体では様々な問題が生じるようになります。そのため健康のためには、ldlコレステロールの増加を阻む必要があります。そしてその効果があるとされているのが、食物繊維とビタミンEです。具体的には食物繊維には、食べ物からコレステロールが作られることを防ぐ効果が、ビタミンEには血管壁への付着を防ぐ効果があるのです。
吸着するコレステロール
一方hdlコレステロールには、ldlコレステロールを吸着する性質があります。石鹸や洗剤は油で作られていますが、それは油同士という好相性により、油汚れを吸着させることができるからです。hdlコレステロールは、まさにこの石鹸や洗剤のように、ldlコレステロールを吸着して、血管壁をきれいにしてくれるのです。そのためldlコレステロールを減らすには、hdlコレステロールを増やすことも有効と言えます。そしてそれには、ナイアシンやポリフェノールを摂取することが効果的です。ldlコレステロールの増加を防ぐ食物繊維やビタミンE、hdlコレステロールを増やすナイアシンやポリフェノールは、現在ではいずれも健康食品で摂取できるようになっています。手軽さから、これらを利用する人は増えていくと考えられています。